HP Stream 11-ak0000 で Zoom を使ってみた
タイトルのまんま。
Ubuntu 18.04 LTS を導入して使っているが、友人たちとLINEで、今流行の「オンライン飲み会」をやってみようという話になり、それなら HP Stream 11-ak0000 で使い物になるのかと思って試してみた。
Zoom の導入方法は下記を参考にして導入した。
使い方を探りながら結局3時間ダラダラとオンラインで喋っていたのだけれども、その間、フリーズしたりクラッシュしたりはせず、CPU使用率も100%までは至らずで、問題なく使えた。
ただし、背景の設定はマシンスペックが足りないため利用できなかった。
スピーカーの音声はしょぼいので、Bluetooth スピーカーを使ったら聞こえやすくなった。同様にノイズキャンセリング イヤフォンでも使ってみたが、耳に異物感を感じるので、スピーカーの方が使いやすかった。これは同居人がいたりすると変わってくるかもしれない。
マイクで拾った音声がどんな感じに伝わっていたのかは分からないが、少なくとも会話が成立していたので、実用上の問題はないだろう。
ビデオ画像はそれほど良くないが、通信量削減のため解像度を下げていると思うので、まあこんな感じか、というレベル。YouTube の 480p に近い感じか。
マシンスペックは前回書いたように「GIGAスクール構想」の標準スペックとほぼ同等で、タッチディスプレイが無いだけ、という感じである。今後、小中高生がオンライン授業を受ける場合は、こんな感じなのかというのが分かった。
実際に Zoom を使ったオンライン会議を使いながら、次のような知見を教わった。
- 内蔵カメラの位置は、視点と同じ高さにすると、相手から見て下から見上げるような感じにならなくて良い。私の場合は、高さ15cmのティッシュボックスの上に載せると丁度良い高さになった。
- ノートPCの内蔵スピーカーよりは外付けのスピーカーの方が聞こえやすい。
- マシンスペックが良ければ背景に緑色の壁紙とかカーテンを使って、クロマキーで背景画像を表示すると良い。背景が緑色以外だと、人物がお化けみたいに見えるので避けるべし。
- 背景を書き換えない場合は、無地の壁を背面にするようにすると余計なものが目に入らないので良い。
- 画面共有ができるので、こういう風に設定するといいよ、というのを伝えやすい。
- 普通のノートPCよりも最近のスマホを使った方がカメラ画像がよいので、スマホに Zoom を導入して使うのも良い。
- ただし、スマホが1台しか無い場合は、LINEのメッセージをみるとか並行作業ができない。
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これまでもテレビ会議システムとかを使ったことがあったが、個人でもほぼ無料でオンライン会議を気軽にできるようになったのは喜ばしい。今回はミーティング開催者が有料会員だったので、途中で切れることもなかった。参加メンバーが無料会員のみだと、40分毎に切断してしまう。
HP Stream 11-ak0000 だと重量が1Kgなので、途中で部屋を移動しても、片手で持ち運びながら会(飲み会)を続けることができたのも発見の一つ。