iPad mini (第5世代) から iPad mini (第6世代) に乗り換える
まだ実機が届いたわけではないので、どう変わったかはわからないが、iPad mini (第6世代) を購入するに至った経緯をまとめる。
もちろん、自分への言い訳である。
購入のポイント
今回購入するにあたって決め手となったポイントは下記である。
- 接続端子が USB Type-C になったこと。
- 自分はスマートフォンは android を使用しているため、充電用ケーブルとして USB Type-C のケーブルは必須である。
- これまでは、それとは別に Lightning ケーブルを持ち歩いていたが、これを USB Type-C ケーブルに統一できるようになる。複数の長さの充電ケーブルが必要な場合、持ち歩くケーブルの数を減らすことができるのと、ケーブルを間違ることもなくなる。→ ケーブル・マネージメントがし易くなるという話。
- また、USB Type-C 対応のアクセサリーが使えるようになり、iPhone/iPad 専用でない機器も使えるようになる (らしい)。
- ただし、AirPods Pro も使っているので、Lightning ケーブルの撲滅はできないでいる。(Beatsを使えば解決するが...)
- 横向きにしたときにスピーカーが左右のステレオスピーカーになったこと。
- これまでは、横向きで動画を見ても、片側からのみ音声が出るため、iPad mini で動画は見ないようになっていた。
- ワイヤレス・イヤフォンを使えば良いのだが、イヤフォンなしで使えるならそうしたかった。
- これが解消されるので、動画も楽しめるのではないかと期待している。
- ホームボタンがなくなったこと。
- ホームボタンはスリープ解除、アプリの切り替え、パスワード解除の指紋認証で使用しているが、それほど使用頻度は高くないが、その割に存在感が大きい。
- ホームボタンは通常は右手人差し指で押すので、ホームボタンが下にあることで、指の移動が大きくなってしまう点が気になっていた。
- また、このボタンのためにスクリーン保護フィルムが貼りにくいのと、汚れが溜まりやすい点が使いづらかった。
- ホームボタンが電源スイッチと一体となることで、ホームボタンの汚れを気にすることはなくなる。また、指の移動量も少なくなることが期待される。
- ただし、ホームボタン以外のアプリの切り替え方法を覚えるまでは、多少苦労しそうな点がネガティブ要素となる。
上記で購入することを決めた場合に、下記の点が後押しとなる。
- ホームボタンが無くなったが、Face ID ではなく、Touch ID が採用されていること。
- Apple Pencil には第2世代だが、引き続き対応すること。
- Wi-Fi 6 (IEEE 802.11ax) と 5G (Cellular モデル) に対応していること。
- 画面が若干広くなること。
- 重量は誤差レベルだが軽くなったこと。
- SoC は性能が向上していること。(自分の使い方では使い切れないけど)
当然だが、ネガティブの要素もある。
- Apple Pencil が第1世代から第2世代に変わったため、過去の資産が無駄になってしまう。
- ただし、使いやすさではどっちもとっちか。どちらも充電方法が鬼門。
- 地味に高額のため、ダメージは大きい。
- Lightning 端子を使ったアダプターなどが使えなくなってしまう。
- これも Apple Pencil 同様に、過去の資産が無駄になってしまう点。
- 自分の場合は、Digital AVアダプタ が買い直しとなった。これも安価ではない。
- 3.5mm イヤフォンジャックが廃止された。
- ただし、自分の環境では既にワイヤレス・イヤフォンに移行してしまったので、今は全く使っていなかった。
- 画面アスペクト比が 4:3 から 3:2 に近いものになった。
- 相変わらず高い。
- ストレージ容量が、相変わらず 64GB と 256GB の選択肢のみ。
- 個人的には 128GB が欲しいところ。いつも悩ましい問題となっている。
今回購入したもの
iPad mini 6 と合わせて購入したものを下記にまとめる。
製品名 | 金額 |
---|---|
iPad mini Wi‑Fi + Cellularモデル 64GB - スペースグレイ | ¥77,800 |
USB-C充電ケーブル(2m) | ¥1,980 |
USB-C Digital AV Multiportアダプタ | ¥7,480 |
Apple Pencil(第2世代) | ¥15,950 |
合計 (Apple Store) | ¥103,210 |
ESR iPad mini6 フィルム 2021 強化ガラスフィルム 2枚入り [Link] | ¥1,899 |
エレコム アップルペンシル専用(第2世代) 太軸タイプ ペンタブ風グリップ TB-APE2GFWCCR [Link] | ¥973 |
TECKNET PD 充電器 45W PD対応 GaN採用 2ポート搭載 USB-C×2 折りたたみ式プラグ (TK-PC005) [Link] | ¥2,499 |
Belkin 充電器 USB-C 20W PD - BOOST↑CHARGE (WCH009dqWH-A) [Link] | ¥1,683 |
IVSOJP iPad mini 6 TPU iPad mini 6 2021年版専用ケース(クリア) [Link] | ¥1,099 |
合計 (Amazon) | ¥8,153 |
総合計 | ¥111,363 |
軽く10万円を超えてしまった。
充電器については勢いで買ってしまったが、Belkin の充電器は普段持ち歩き用として小さく収まりがいいこと、TECKNET の充電器は USB Type-C ポートが2つある割に小さく、容量的に ThinkPad X1 Carbon にも使えることがポイント。
これまで旅行用としては Anker PowerPort Atom III Slim (Four Ports) [Link] を使っているが、USB Type-C のポートが1つしかないのが使いにくかった。そこで、小さめの上記の2つを持つことで、USB Type-C のポートが合計3つになる。これで、ケーブルを USB Type-C to Type-C に揃えることができるようになる。USB Type-C to Lightning ケーブルは AirPods Pro 用に1本だけ必要。USB Type-A のケーブルは不要となった。
まとめ
性能的には iPad mini (第5世代) で十分であり、買い替える必要はなかったが、充電がらみの使い勝手を向上することを優先して iPad mini (第6世代) を購入することにした。
決め手は、次の3点。
- 接続端子が USB Type-C になったこと。
- 横向きにしたときにスピーカーが左右のステレオスピーカーになったこと。
- ホームボタンがなくなったこと。